三陽化成のとりくみ

自社にて品質検査室を設けており、製造毎に必要な分析試験を行い品質の安定に努め、時代とともに多様化するポリエチレンフィルムへのニーズに応えるために新技術への挑戦・新商品の開発に積極的に取り組む体制ができております。

フィルム多層化の技術を活かすことで新たな価値を生み出し、お客様のご要望に応え続ける姿勢が一番の強みです。

コロナ感染防護ガウン用のフイルム製造にも携わらせていただき、皆さまのご協力のおかげで多くの医療従事者の方々にお届けすることができています。

今後も、お役に立てる商品をお届けしていきたいと思っております。

三陽化成は業界で初のコンピュータによる集中管理システムによる無人化システムを導入し、22時以降は無人での完全自動運転に切り替わり、24時間体制で製造を行っております。

小ロット・多品種の製品も低コストで生産を可能にすると共に、高品質化・高精度化の均一化を可能にしました。

また、弊社はポリオレフィン等衛生協議会のメンバーとして、食品添加物等の規格基準（厚生労働省告示第３７０号）に合格した安全なフィルムを生産しています。

三陽化成の製品は燃焼時に有害物質を発生しないポリエチレンを使用し、自然環境に配慮した２１世紀に主流をなしていく製品づくりにも、全社一体となった研究開発体制で取り組んでいます。

無人化システム導入により、高精度・高品質の製品づくりをめざして、より高い基準での品質検査を実施しています。
梱包前に行うサンプル検査では、常温に保たれた検査室において、引張、引裂、粘着度、融点、衝撃に対する強度を計測。検査は赤外線分析による分子構造のまで及びます。
検査の結果については数字上での概念的な把握を避け、視覚化することを基本としています。
これにより、品質管理の基本である「PLAN（計画）DO（実施）CHECK（評価）ACTION（改善）」をスムーズに行うことができ、「評価」と「改善」を実践しながら、品質管理を徹底、最終的に厳しい基準を満たす信頼性・安全性に優れた製品のみを提供しています。
　さらに製品出荷の際には運搬器具の選定にも配慮し、安全確実な納品を目指しています。製造から納品までのすべての過程において『高品質』でなければならいと考えています。